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E09 回収者

「コバヤっさん」 
 相棒のフクダは心配そうに俺を見ている。咳がとまらない。大型の排水管の中にいる俺は、手をついて咳が鎮まるのを待った。遮蔽帽をかぶりなおす。電源を入れなおす。防護服の、手袋に包まれた手がモニターに見えた。暗視装置の緑のかった視界だ。 
「平気だ」 
 畜生。地下道をひたすら進んでいく仕事なんざ俺は選ぶ気はなかった。だいたいが残存資源回収なんて仕事自体、すぐに終わりになるもんだと思っていた。この商売をはじめるにあたってあまり真剣に検討しなかったことだった、なにせ金がなかったからはじめたに過ぎないんだが、世の中はもう、先の見通しがつくどころか急速に崩壊していく一方で、景気どころか生産インフラの回復すらおぼつかない……だから俺は会社の相棒と、錆びた鉄管の中を這いまわるはめになっている……つばを吐くかわりに苛々しながら防護服の酸素タンクをコツコツと叩いた。時計をみる。地下65メートル。 
 第六重層商業化地下空間を進んでいるはずだったが、こうもグシャグシャにパイプが入り組んでいるとさっぱりわからない。いたるところに四つ辻のある立体迷路だ。防護服の左手を床に落とし、感知素材からの青い光を辿る。普通の道なんぞ使えない……歩こうもんなら住人のなれの果て、内臓じみて奇形化した化け物どもに、バラバラにされて消化されちまう。 
 道だ? おれの道はもうサッパリわけのわからない金属の迷宮だ。人生に至っちゃそれ以上に、ミンチになった虫の内臓以上に激しくもつれ合って視界不良だ。クソったれが。日給三千の安い仕事で廃ビル地帯やら工場の残骸に侵入しては金目の物を漁って帰ってくるのが俺の仕事だ。もしもそんなものが仕事と呼べるならばの話だが。 
 あの残忍極まりない笑顔がトレードマークの闇卸しの野郎のために、なんだって俺はこんなパイプの中を這いずりまわっちゃ汚れていない食い物だの飲料水だのを探しまわらなきゃならんのか? 肉体労働もいいところだ……重さ12キロの防護服に30キロもある袋を背負って4、50メートルの垂直降下と登攀を繰り返した日にゃ関節が壊れそうになる。補助筋肉も油切れだ。それに俺のこの無駄な一人語りも腑に落ちない、なんだっておれは一人で考えごとをしなけりゃいられない性質になっちまったのか? あたりは無音だ。そして暗黒だ……聞こえるのは這いずる俺の心音と防護服の擦れる音だけだ。 
 実際こんなところには一人で入るやつはいない、地下に一人で入り込めばまず生きて出られない、なんてまことしやかに言うやつもいる……いやそりゃ嘘だ、少なくとも俺は生きて帰っている……いつでも、ただ、たまには本当にいなくなるやつもいるからそれはわからない。フクダを連れて歩くのも本当はやめたいところだ……何人で潜り込もうが死ぬときゃあっさり死んじまうからだ。死人が増えるだけだ。 
 だが、慎重に動き回ってさえいれば、少なくともこの辺ならいきなり死んじまうことはない、ここらで死ぬのは欲にかられて得体の知れない代物に手を出すか、解除できないぐねぐねの異常コードでくるまれたブツに手を出すか、さもなきゃ道を外れて深層に入り込む素人だ。まず無理をすることはないんだ、倉庫を見つけて、そこへの安全なルートを確保する、それだけでいいんだ……どのみち缶詰だの真空包装の腐ってない食品だのを運ぶなんてのはさしたる金にはならん、だから毎日、決まった物を、決まった通りに、決った手順で回収さえしていればいいんだ……無駄な危険を冒すほどの物ではない。そして俺は、ぎくりと関節の折れたかかしのようにいきなり止まる。しばらく様子を探る。 
「進むか?」 
 フクダは待ちきれないようにひゅうひゅうと、遮蔽帽の奥で喉を鳴らした。 
「いやまだだ! まだ待て」 
 進むだって?……やめてくれ、そこに<肉挽き箱>がある……見えんのか、あいつは? クソったれの<発狂>め……何もかもまともじゃなくしちまいやがった。ちょいとボルトを放ってやる。俺はボルトを放る。なんのことはない普通の鉄のネジだ。それはキンと硬く響いて、パイプの隅っこに転がってる、鉄のなんだかもしゃもしゃしたフレーム細工の箱みたいなものに転げこむ。 
 ばきんと音がして何かが食いついた音がした。見るといつものとおりだ。人間の胴ぐらいある、金網だか鉄材だかがぐにゃぐにゃと有機的にひんまがった代物が、大きなフレームを押し曲げ、金属質にのたうちまわり、転がりながら中に入り込んだものをがりがりと齧ってる……いや、外に放り出そうとして苦悶している檻のようにも見えるが、獲物を噛み砕こうとしているアゴのようにも見えなくもない。そいつは最後のフレームがちぎれるまで身を激しくよじらせ、収縮を繰り返しながら、自壊した。ああいうものに首でも突っ込もうものなら叫ぼうが何しようが無駄だ。齧り取られたやつは数知れない。 
 そうだ、<発狂>は、人間の悪夢を具象化した……あるとき、ネットにつながれてる廃人連中の夢やら妄想やらがネットを介して、人間が利用していた全部の精神感応素材を暴走させた。それで人間の世界はどこまでも異常化しちまった。消費社会の最後の大ヒットだったからな、精神感応素材は……どこの田舎のどの家庭にもデンキと同じぐらい普通に使われてた。ありとあらゆるところにだ……第三世代型ユビキタス製品だ。<データ通信技術の最終的な提案として、思考を向けた対象を自由に操作できる……>そんな宣伝文句であふれてたな。懐かしい話だ。 
「解除した。進むぞ」 
 ぎしぎしと関節がきしむ……よほどインフラの整ってなかった第三世界か極地でなきゃもう、まともな天然の世界は存在しない。都市は全滅したしインフラも壊れた。国家は影みたいな力しかない。電話するのに二時間待ちだ。電気は夜の三時間しか利用できない。燃料は配給制、食い物は自給、交通はほぼ遮断、医薬品は金かプラチナ並みの価値がある。おれたちのいちばん重要な獲物だ。だから俺たちはHHC製薬の合成プラント地区まで這いずっていって、抗生物質か向精神薬を数百万単位、持って帰りたいんだ……目薬でもいい。孫まで一生食える。 
<発狂>はいまだに続いていて、放棄された都市はどこもかしこも旧時代のネットにつながれたまんまだ。ネットに巣くった集合無意識に操られるままに動いている……<発狂>め……やつに操られてないまともな人間の領域は、ほそぼそとLANを構築してまあなんとか生き延びてる。おこぼれにたかる蟻みたいなもんだ。<発狂>自体は……そうさな、新たに加わった気象というか、ともかく天候みたいなもんだ。嵐になるときもあれば凪になるときもある。人間には操作不能で、次に何をするかは<発狂>自体にもわかっちゃいるまい。 
<発狂>……どこかのサイバーテロリストがやったのか、それともただ単になんかの事故かわからんが……仕事仲間はよく、ネットの中にいる神が、きまぐれにみんなの夢を叶えてやろうとしたんだと、酔っぱらっちゃあ言ってるが、俺はちょいと違う意見を持ってる……。悪意さ、それも人間どもがネットに無数に打ち込んだ悪意が、無限大に膨れ、集合無意識じみて無茶苦茶にみんなの願望を叶えてやろうとしたんだろうよ……。 
 俺は見たことがある……一度、深い場所にさまよい込んで……<神経墓場>の奥だった。暗黒の中、人間の形をした何かが、四角い鉄条網で編まれた檻の中に一つずつパッケージングされて、無数に並んでいた。脊髄と脳に培養ニューロンの管を刺されて、薄暗い黴の満ちた培養質の中でもがいてたっけな……膨れた悪意だ。それともあれが<天国シェルター>論者のなれの果てでないと誰が言える? 
「コバヤっさん、あんたいつも独り言をイメージしながら歩いてんのか? サイコノイズの漏れがすげぇよ」 
 俺は後ろを這うフクダに手のひらをひらひらさせた。気にするなと。口で言う。 
「そうけぇ」 
「集中しねぇと危ないんじゃねぇのかい」 
 素人め、やつの脳波イメージも心ここにあらず、だ。地下の血管じみた狭い場所を延々と這いずっていくんだからな……だんだんと意識をほかのことに逃避させたくもなる。だが肝心なことは、いつでも、最重要なことにだけは心を置いておくということだ……支配されないように。<タマ抜き>の干渉があったら最後、精神をのこらず乗っ取られて腑抜けになっちまう……。 
 どこかの地下深くにまだ、壊れてなくて汚れてもいない居住シェルターがあり、遺伝子が100パーセント清浄な女もいるって話だ……冗談じゃない、最近の天国は地下にあるって寸法だ。そんなもんがあるはずはないと思うがな、その天国を残存ネットで信じ込むバカもいる。人間は信じたいものだけ信じる癖があるってことだ、みんなで電脳メットをかぶって「さあみなさん、啓示の時間です。信じましょう。地下の天国を信じましょう」「唱和しましょう」「探すのです」「探すのです」「みんなで幸せのみなもとへ行きましょう」「行きましょう」なんて言いあってたな、それでその連中が二、三十人ぞろぞろと地下のどこかへ消えて行った時も俺は横目で眺めてたが、それからどうなったのやら誰も知らない。ひょっとしたら<肉挽き箱>の中に頭から這い込んだかもしれんな。ありゃあちょいと深い場所になるといくらでもできるからな……俺は信じない。信じないことで生き延びてきた……慎重で疑い深くなけりゃ十何年も回収業者なんかやってられるか、ちょいと腕や足を齧られたってなんとか帰ってきたのは用心深かったからだ。これからも俺は夢なんか信じないしクソでも食らえだ……中には眠りの浅いヤツの夢に割り込んで、マインドコントロールを刷り込む、タチの悪い<電波チラシ>だっているんだ。 
 それでももしかしたら、もしかしたらだ、……いや俺は信じない。だがそこは、あの論者どもが言っていたそこは、<発狂>のはじまる直前はHHC製薬の重精神化学工業の合成プラントやら自律回路やらが集中的に設置されていたところだ……レスキンの吹聴していた<再生ロッカー>も結局あそこにあったしよ。 
 だけどレスキンは死んだ……そいつが問題だ。大問題だ。<聖母>に会うなら、あのでかい<肉挽き箱>を何とかしてでも通過しなきゃならん。……レスキンは上半身だけ側溝の中に転がってるのが見つかった。下半身はどこに行ったのか見当もつかない。不死身と言っていた癖にな……実際やつは頑丈だった、足に鉈を叩き込んでも、ものの数秒で再生しやがった……酒の肴に酔っぱらってそういうことをやってみせるつうことはやっぱり奴はバカだったんだよ。そのあげく何をどうして、<床屋>のうろついてる陸橋を堂々と渡ろうとしたんだか……。あの<肉挽き箱>は<床屋>のワイヤーカッターよか太くて威力も強烈そうだ。レスキンでも<床屋>に切断されて再生できなかった……。 
 血だけが残っていたし、血のにじんだ足跡もきちんと残っていた。延々と右の足跡だけが歩行を続けて、最後に、数百メートル離れた大型エレベーターシャフトの残骸のところで消えていたそうだ。足跡……あとはもう誰も知らない。<床屋>をごまかせても、あの深淵に降りて行くのは、硫酸の詰まった竪穴に裸で降りて行くのと同じだ。それこそ帰ってきたやつはいない。 
<再生ロッカー>のせいだ……レスキンの下半身がフラフラさまよっていったのは。ドジめ、何かの拍子で得体の知れない部屋の中に下半身を突っ込んだ。潰れて縮んだり引き伸ばされたりした、そんなロッカーのなれの果てみたいな形だと言っていたが、それに輪をかけてひどい格好だ……粗大ゴミを寄せ集めてプレス機にかけたのを途中で引っ張り出したような……精神感応素材のドアノブだとか電卓のボタンだとかが全面に浮き出ていて、鎖でがんじがらめに縛られていた……何をどうしたのかしらんが、レスキンはロッカーにのしかかる格好で中味を調べようとして鎖を切った、その途端ドアのさびた蝶番が壊れて阿呆め、中に落ち込んじまった。棺桶に片足を突っ込んだだけというよりも丸ごと半分突っ込んだんだから、そりゃあギトギトの恐怖に絡めとられて泣き喚いたって無理もないな、叫び散らしているレスキンをひっぱり出して防護服のズボンを脱がせ、縮みあがっている金玉から何から検査したが異常はなかったそうだ……見る限りじゃな。それからだ、レスキンの渾名が、<薄でか>から皮肉と羨望を込めて<不死身>に変わったのは。 
<発狂>には副次的な産物もある……悪魔には悪魔なりの良さがあるってことさ、魂と引き換えになんでもくれる……だから俺はフクダを連れてきたんだ。それにおれの大事な、<発狂>のとき殺されたヒラノも返してもらおうじゃないか……。HHC製薬のプラントのどこかに、<発狂>が起こる寸前、最後の最後に産み出された代物が眠ってるそうだ……。 
「<聖母>だ」 
「<聖母>?」 
 フクダが聞いてきた……どうも声に出る。生き物の欠片から命をよみがえらせる都市伝説の最たる存在。髪の毛だけでもそれが可能だ。俺は信じる。信じて這いずる……十字路を折れた。そのすぐ先だ。<聖母>に会いに行くなら。 
「道が違うぜ、コバヤっさん」 
 いいんだと俺は無言で手を振る。お前は犬みたく俺にくっついてくりゃいいんだ。どっちにしたってあと少しでケリをつけなけりゃあならない。 
 換気用の大きなダクトから這いずり出る。金網が邪魔だが、防護服の手袋なら簡単に捻じ曲げられる……補助筋肉の馬力なら、ある程度のワイヤーでも引き切れる。ようやく腰が伸ばせる……。 
 俺は座り込んで、前をみる。暗黒の地下空間と濃密な何ものかの瘴気に満ちた空間を。暗視の緑色の中でゆるやかにのたうつ鉄の顎を。 
 あの半開きのエレベーター、血で薄汚れたドアの向こうに、さ、ほら、俺の見たかったものが凝集している……這いずりまわる連中の、Wrigglerの夢さ。こいつで降りて行けば<聖母>にはすぐだ。そうすると<聖母>を探すのが俺の夢だったわけだ。さんざん迷って正視しなかったがな。ところでこいつの前には、どうしたって、人間の命を叩き込まなきゃ抜けられねえ罠が一つあるってこった……。目の前には、巨大な<肉挽き箱>がわだかまっている。おれはどうしようか迷う……そうさ、フクダの阿呆め。こいつを一人前にパイプの中で這い回れるようにするには相当な執念と苦労が要ったよ、畜生。こいつだってそれを大して有難いと思っちゃいるまい。クソ仕事で食いつなぐのに最低限必要だから嫌々覚えたまでの話だ。んな狂気の世界に突っ込もうなんざ、まともなヤツが選ぶはずがない。バカめお前も人生誤った口だ……。 
 俺は迷った。ここのエレベーターに巣食った<肉挽き箱>にはごまかしは通じない。精神感知素材の<青目>が貼りついてる。光感知のあれは何か食いたくてうずうずしてる……。俺は目をあげてゆっくりとフクダを見やった。こいつを叩き込んで解除するか、それとも……。フクダは俺を見つめている。俺はゆるゆると頭を振った。 
「帰れ」 
 俺たちはドアのまえに立っている。いつもの手順、いつもの道から外れたところだった。おれは迷っている……。 
「俺たちは獲物を探しにきたんだ、こいつを探しにきたんじゃない」 
 フクダの戸惑った声が聞こえる……そうだ。フクダを連れて歩くのは嫌だったんさ。俺はこいつを結局気に入っていた。 
「帰るんだ、フクダ。俺はもう一人で行かなきゃならん」 
「仕事は……?」 
 唐突に咳がつきあげてきた。俺ももう、俺に時間が残ってない、ということはそろそろわかってきたことだった。防護服を通して、<発狂>の悪意がいい加減回ってきたというところだ。 
 咳が収まるまで、俺は座り込んだ。くたびれた男の咳の声を、俺はなんとなく他人事のように聞いている。
 フクダは見ていた。 
 俺はゆっくりと、<肉挽き箱>の中へ這い進んだ。ぐしゃんと、呆気なく金属被覆の防護服の素材が破られ、フレームが暴力的に突き抜けた。背骨を叩き潰し内臓まで抉り取るフレームが、俺を串刺しにし続ける。苦痛で血液が沸騰する、金玉を潰される痛みの百倍ほどの強烈な痛覚衝撃が俺の眼球から脳髄までを満遍なく掻きまわし、鋼のフレームがギチギチときしみながら俺を粉砕するようにうねり動く。俺は鉄のフレームの中で咀嚼され、絶叫しながら前へ這い進んだ。一センチ一センチを蛆のようにしぶとく這い進んで、しぶとくしがみ付いて、体を引き進める。フレームは俺を貫いて、虫を釣り針にでもつけるように、縦横から内腑をえぐる。苦悶する<肉挽き箱>はめちゃくちゃに金属質の被覆をはぎとり、血肉といっしょにすすりあげて震えた。俺は突き立ったフレームだらけになってエレベーターの中へ這いずり込む。足に刺さったフレームの、蠢く欠片をもぎりとって放り捨てる……。あえぐ……じゃるじゃると、煙を立てて体が再生される。苦痛で脳が麻痺したままだ。遮蔽帽はなんとか持ちこたえた。穴だらけの防護服から血が流れ出ている。大事なヒラノの髪の毛だけは何があろうが持っていく……。 
 俺はフクダをちらりと見送って、やつとおれを隔てる数メートルと、<肉挽き箱>の蠢動を、他人事のように眺めた。俺の血がエレベーターの床のあちこちに溜まりを作って流れ出ていった。それから俺はよろよろと立ちあがり、シャフトを起動させ、エレベーターのドアを蹴り飛ばして閉めた。それでやつとはサヨウナラだ。下降していく。再生された体のあちこちがきしんだ。レスキンの足が思い浮かぶ……あと少しでケリをつける必要がある、俺の話も、人生も、ヒラノのあの優しい顔にもう一度だけ会うために俺は這いずりまわってきたんだからな。時間がない。 
 だから俺は<聖母>を探しに行かなくちゃならない。地下の天国か。信者が。てめえらの信じる夢なんざいつだって糞か屑かゴミだ。野グソ野郎のたわごとめ。俺は信じない。いや信じる。都合のいいことだけな。虫のいい話だ。それも終わりだ。エレベーターはごとごと揺れてから止まり、扉が開いた。遥か先に見える光を目指して、執念深く道を這いずる。這いずっていく……。 
 
材料 http://www.youtube.com/watch?v=bXJyy_SKpTI&eurl

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